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「名探偵コナン」ブロンズ像、１０回目の被害
「名探偵コナン」の作者、青山剛昌さんの出身地・鳥取県北栄町で、同町由良宿の「コナン大橋」に設置されているブロンズ像２体が壊されているのが見つかり、町は１５日、倉吉署に被害届を出した。同署が器物損壊容疑で捜査している。
ブロンズ像の被害は１０回目。
町によると、橋にある６体のうち２体（いずれも高さ約６０センチ）で、コナンが手にする虫眼鏡のレンズの枠がもぎ取られ、別の１体もシュノーケルが逆方向に曲げられていた。１４日午前８時２０分頃、土産物店の男性従業員が気付き、町に通報。町職員が１１日夜に見た際は異状はなかったという。
ブロンズ像は１９９９年から町が計１３体を設置。２体は過去にも被害に遭っているが、虫眼鏡、シュノーケルともステンレス製の芯が入っており、折り曲げるのには相当の力が必要という。
町政策企画課の担当者は「国際マンガサミットを控えたこの時期にこんなことになり、非常に残念」と肩を落としている。
（2012年5月17日11時48分 読売新聞）
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