やっぱりボロが好き MRFチーム

XJ750Dオーディオ車と走行13万エリーゼのブログ

騙されてはいけない、バッテリー講座

XLR用の5000mAhニッカドセル組んで充放電してみました


ケーブルは手持ちの3.5sqx2をハンダ付けして使用

MAX3Aで充電、放電はMAX5W 0.4Aだから時間かかってしかたない

1回目 262mAh 大丈夫か?

2回目 4209mAh なんとか行けそう

3回目 3947mAh あれ?落ちた

4回目 3438mAh また落ちた(汗) ヤバいか?

5回目 3358mAh あかん、だんだん悪くなりよる、もうやめとこ

使ってるうちに元気になってくれる事を期待

最後に1Aで3400mAh充電してXLRに積み込み


配線収めるのめんどうだったんでメインリレーとフレームに直結です

接点ロスも最小限

+線短かすぎてリレー浮いてます

こういうの本当のワイルドって言うんだぜ~

2680+70(ケーブル)-1587=1163g の軽量化にもなりました


ここでついでにバッテリー講座

よくバッテリー容量が小さいとセルが回らないなんていいますが

オームの法則ではセルを回す電流はバッテリー電圧で決まるはずです


容量関係ないはずやのに、何で?と、腑に落ちない人も多いかと思います

この理由を簡略化して説明すると、原因はバッテリーの内部抵抗です

バッテリーは単純な一定電圧源ではなく、抵抗が直列接続されたのと等価です


ここでは定電圧源を12V、内部抵抗を1Ω、セル抵抗を1Ω、配線抵抗は無視して考えます

これにより、回路全体の抵抗が増え、電流値が小さくなります

では、バッテリー容量が大きくなるとどうなるか

ちょっと乱暴に考えて、同じバッテリーを並列に接続した物は、倍容量の物と等価です


これを回路合成すると


内部抵抗が半分になります


回路全体の抵抗も小さくなり、セルの電流も増える


これがバッテリー容量が回路に及ぼす影響

また、同容量あたりの内部抵抗はバッテリーの種類によって変わります

乱暴な言い方すると、高くていいバッテリーは内部抵抗が小さいので、容量小さくても大電流が流せます

バッテリーというのは化学反応なので、他の要素も絡んできますが、単純化するとこういう事

信じるか、信じないかは貴方次第です

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